何を食べるべきか

独り身になって3度の食事には苦労する。76年も食べ続けてきたが止める訳にはいかない。食事をサボる訳にはいかない。
本来であれば連れ合いが作る食事を黙って食べていれば、平均寿命まで確実に永がえられたのにと、つい愚痴もでる。

連れ合いを亡くし、一人で料理を作り、一人で食事をするのは、味気ないし、ただ単に餌をはむ、命を維持するしか考えられない。
これでは、生きていく価値もない。思い直して、一人でも美味しいものを求めなければこれからの人生暗くなる。

インスタント食品には一工夫して栄養満点、豪華料理に変身ささせていただく。梅干しでも、ラッキョウ、高菜漬けでも自家製にこだわる。

黙っていれば、料理が出てくるのはもう昔の話だ。これからは、いかに美味しい料理を食べるかに神経を注ぎたい。食事も料理も日常と切り離せない。飽きず頑張りたい。