「自分の健康は自分の手で」と、高邁な志で料理教室に通い始めた訳でないが、連れ合いを亡くして、結果的に役に立った。
コロナ禍で休みになっていた料理教室が今月から再開されることになった。教室に通い始めて15年目になるが、いつの間にか最古参になっていた。
こんなに長く続いたのは、遊び半分、暇つぶし、気楽に構えていたのが、それにいい加減が性格が理由なのだろう。
最初は男の料理教室で発足したのだが、途中から女性会員が半分を占めるに至った。料理が苦手な女性がいることが驚きであった。
ところが最近女性の会員が一人もいなくなった。料理が苦手と言っても、我々男性は女性を頼りにしていた。これからが独り立ちだ。
食の大切さは、一人暮らしを始めて気づかされた。高齢になってこんな大切なことも解っていなかったのは恥じ入るが、料理教室に通い続けたのは神の助けか!!