タラの芽

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毎年、山友とタラの芽採りに行っている。高森の秘境とも言える山奥に目的のタラの芽群生地はある。山菜の王様、タラの芽の自生地は誰でも簡単に近づけない。
タラの芽は2~30年前までは菊陽の里山でもたくさんとれた。私の田舎では見向きもされない厄介者として扱われていた。

日本全体が開発が進む中、タラの芽が取れなくなり、高級料理店でしかお目にかかれなくなった。見向きもしなかったタラの芽が高級食材に変身したのである。
里山で多く見られたタラの芽は、秘境に行かなければ、天然のタラの芽は味わえなくなったのである。

天然のタラの芽の自生地を知っている私と山友は、得意になるが、お互いが協力しないと秘境のタラの芽を味わうのが幻になる。一人で行くには二の足を踏む所にある。
昨年はたくさん採れた。昨年と同じ日に採りに行ったが、早すぎた。例年より寒かったのを計算に入れなかった。自然は気まぐれである。都合は聞いてくれない。