納山ー冠ガ岳頂上にて

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 アラームが鳴るまでぐっすり寝込んでしまった。きつい、だるい、疲労感が身体全体を覆う。身体が変調をきたしているのか、頭をよぎった。
 思い当たるのは、先週土曜日、冠ガ岳登山しかない。道に迷って山を歩き回った事、迷い歩くことは想像以上に体力を消耗する。
 精神と身体は一体であることがよく解った。それに冠ガ岳登山を甘く見ていた。平坦ルートとは違って、十文字鉄塔ルートは登山口の入り口が解らなかったり、急な登りだったり、下ったり、疲労困憊してしまった。
 間違いなく頂上へ続く登山道と確信すると、精神的に楽になり思わぬ力が出て来たような気がした。疲れ果てていた体力が湧いてきた。
 冠ガ岳頂上で熊本平野を見渡すと、今までの苦労が吹き飛び感動がこみ上げてきた。今年もいろいろあったが、何とか過ごして来た。
 目標がないと、人は生きていけないと、冠ガ岳登山でよくわかった。高齢者になって元気に過ごしていきたいと思っている。