次郎丸岳、太郎丸岳

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 新年の初登山には、次郎丸岳、太郎丸岳を選んだことは昨日にも書いたが、素晴らしい山登りの興奮がまだ抜けないでいる。正確には脚、腰の痛みを引きずっている。
 登山口にある集落を抜け、棚田や段々畑を過ぎると、カシ、シイ、ヤマモモ等が茂り、急登の砂岩が待ち受ける。ロープを使った岩場の登山は本格的で冒険心をくすぐる。
 本来長男の太郎丸岳が高かったが、崩れて次男の次郎丸岳が100m以上高くなっていると語り継がれている。微笑ましい民話である。
 次郎丸岳、太郎丸岳分岐、今回は次郎丸岳から、しばらくすると稲妻返しに遭遇する。這いつくばり、頑張ると最後の難関大岩露岩にたどり着く。
 有明海、雲仙方面の展望が開け、今までの苦労が一気に吹き飛ぶ。この絶景に思わず「ヤッホー」と叫びたくなる。
 高齢になったからと言って、手抜きの登山はしない。きっちり太郎丸岳の頂上を極めた。きつい登山ではあったが、熱い感情が心の奥まで残っている。