高千穂野(1101m)

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私の記憶は曖昧なものであることに気づかされた。まだまだ若い者には負けぬと思っていたが、体力、知力が衰えている。
 20数年前登った高千穂野山、全て鮮明に覚えていると思っていたが、実際登ってみるとその記憶は、ことごとく裏切られた。こんなはずはない、こんなはずはない!!
 今回の目的は、高千穂野に登った感激を山友に味わせたい一心から出た計画であった。そもそも、別ルートで登ったのが、過信のの始まりであった。
 初めて登るルートは慎重の上慎重を期すべきだが、登山ガイドを鵜呑みにし、過去の記憶を頼りにしたのは、軽はずみのそしりを免れない。
 記憶とは曖昧なものである。高齢者になると尚更だ。20数年前となると、私が50歳代である。その時の体力、知力は自信があったはずである。
 こんなはずはない、こんなはずないと九州自然歩道を進んで行くと、昔の記憶は、体力、知力が充実した時の記憶である。目的地を前にして断念し、引き返した。登山の鉄則、無理するな!!