冠ガ岳の新コースに挑んでみた。何時も登っている、平たんコースでなく、十文字峠、鉄塔コースを選んでみた。
何時も登っている冠ガ岳なので、録に下調べもせず、何とかなる精神で挑戦することにした。何時もの決まった登山ルートではワクワク感はない。
登山口の地蔵峠には9時前に着いた。新コースなので、何が起きるかわからない。時間の余裕をもって登り始めた。
ところが、山を甘く見たのか、注意力散漫なのか、道に迷ってしまった。それも一度ならず2度とも迷ってしまった。不安と恐怖で疲労はピークに達した。
慌て者の私のうっかりミスであった。山友に負担をかけてしまい申し訳なかった。道に迷わないことは登山の鉄則で、反省している。
鉄塔ルートはタフなコースであった。行けども行けども、頂上は見えず、日暮れまで登山口まで帰れるか心配であった。山の醍醐味に触れるとは簡単に言えなくなった。疲労困憊の冠ガ岳登山であった。