観海アルプス

山登りは、一歩を踏み出さなければ頂上に達しない。そして一歩一歩っかくじつに足を運べば必ず頂上にたっする。山登りの鉄則である。
初登山に、10年前に登つたことのある天草観海アルプスっコースに挑んでみた。昨年12月根子岳に10年ぶりに登つた。

根子岳登山はそんなに難しい苦労した記憶はない。今回は、登り始めるとそれはそれはきつい登山になった。簡単に登った記憶は何だったのか。私の自信は脆くも崩れ去った。
観海アルプスコースは300m級のなだらかな山であるとなめていた。観海アルプスコースと言うだけあって展望抜群の記憶しかない。

道路横の広場に車を停め、白嶽に登り始めた。10年前の記憶ほとんど消えていたが、いきなりの急登で、逆回り、反対回りに気づいた。
一周すれば同じことだ。出発点に戻る。納得して歩き始めたが、逆コースは全て新鮮に映る。八代海の素晴らしい雄大な眺めを一人占めした。
白嶽、蕗嶽、鋸嶽、今回はタフなコースになっていた。私が確実に高齢者になっていたのだ。同じコースでも急がず、慌てず、ゆっくり楽しみながら登ることだ。