喜寿を迎えて健康一番

 

 喜寿を迎えた今年、例年より心身、身体の健康を気遣う一年になった。毎年毎年新しい経験の連続だが、喜寿は大きな曲がり角に思えてならない。
数年前から忘れ物をしたり、身体の衰えを感じていたが、まだまだ私は若い者には負けないと強がりを言っていたが、悔しいが衰えを受け入れざれ得なくなった。

 その気持ちにしてくれたのが、喜寿を迎えた今年からである。どんなに頑張っても、富士山に登る意欲はないし、心身両面から何かに挑戦したい意識が薄れている。
自分の年齢を受け入れれ、受け止める準備が出来た年でもある。決して生きる意欲を失ってしまった訳ではない。意識改革をして楽しい生活を模索しているのである。

 歳、相応の生活をする、そう決心すると、心にのしかかっていた重しが取れたようで気楽になった。他人の目を気にしなくなった。
意識改革とは大袈裟であるが、人は何かのきっかけで生活を変えなけてはならない日が必ず訪れる。その時慌てることなく、自然体を貫くことで乗り切る。もう77歳、まだ77歳!!