実学創造

 新千円札の肖像画北里柴三郎が登場し、社会に流通し始めた。まだ新札を手にしていないが早く本物を眺めてみたいと思っている。
新千円札の肖像画に登場して、毎日のように、柴三郎の偉業の紹介が新聞に載っている。知れば知るほど柴三郎の偉大さが伝わってくる。

 柴三郎は、「医学は世の中のために約立たなければならない」と実学の勧めを説いている。どの学問にも通じることだが、解りやすい教えである。
医学の学問は研究室にとどまらず、「世の中のためにためにならなければ、何の意味もない」と実学主義を貫いている。

 小国町の北里柴三郎記念館委には、柴三郎の人なりの足跡を余すところなく展示説明してある。記念館に一早く見学に行ったが、ざっと通り過ぎた。
今度記念館長に柴三郎のひ孫が就任した。努力すれば、そこらにいる庶民でも社会に約立つ事が出来ると、呼び掛けているように思える。