北里柴三郎記念館

  「ハンカチ、お金、冷えた水、忘れ物はないか」、入念にチェックした。独り者の私は、出かける前にはなって、慌てだす。時間はあるので、ゆとりもって用意するが。忘れ物の常習犯、この癖は治らない。 山友と、小国の「北里柴三郎記念館」見学を予定していた。

今日は忘れ物なし、快調に車を加速した。「カメラ」、目で確認、100%充電準備万端。    待てよ、充電したはよいが、バッテリーは充電器につけたまま!カメラはただの箱、思い出したのはよいが、取りに帰るには、家から離れすぎている。 カメラがなくても生死には関係ない。ブログには困るが、それは趣味のためのものであり、なくても、見学するには支障はない。だが自分の馬鹿さ加減には腹が立つ。    

小国町の緑しかない田舎に、北里柴三郎記念館は新しく開館した。令和5年発行、「1000円札」の肖像画に採用されたのだ。 新札に採用されて全国から来館者が後を絶たない。以前の古ぼけた記念館と違って目を瞠る近代的な建物になっている。まだ開館して数日しか経っていない。地元にいて知らないでは済まされない。