能登地震

 石川県能登で元旦に起きた地震から2週間過ぎた。私は熊本地震を経験しているが、この世に地獄があるなら、このような地震ののことだろうと、恐怖に震えていた。
能登地震より熊本地震がはるかに強い地震であると当初思っていた。状況が明るみになるにつれ、熊本地震より能登地震がはるかに悲惨な状況であると認識を改めている。

 地震自体は熊本地震が強かったが、被害ははるかに能登地震が酷い。先ずライフラインがズタズタだ。道路は通行止め、う回路なし、地勢からくる被害である。
半島と言う地勢から、津波の襲来、強風からの火災の拡大、それに極寒の気候、悪条件が人々の心を落ち込ませている。

 北陸、東北の人は、我慢強く、粘り強い。弱音を吐かない芯の強い人ばかりである。しかし今回ばかりは、我慢に限界がある。支援を受け入れてもらいたい。
2時避難先に2万人以上の受け入れを用意しているが、1000人に満たない応募しかない。寒い地方の人は独立心の強い風土である。寒さは半端でない。