青空

昨夜の蒸し暑さは尋常でなかった。クーラーは朝までフル稼働である。電気代高騰のご時世だが、ケチケチ精神は吹き飛んだ。 新聞取りに玄関を開けた途端、目が覚めるような紺碧は青空が広がつていた。鬱陶しい梅雨空が毎日覆っていたのに、清々しい青空だ。

珍しくもない青空だが、こうも梅雨空が続くと、気分が一瞬に青空に魅せられてすいこまれそうに感情が高ぶる。 この感激した感情をカメラに収める、自然現象の素晴らしさを焼きつける。ただ、青空に感激する私には少年の心が残っていると思うと、誇らしくなってくる。

シーツやバスタオル、敷布団も干した。窓を開け、湿った室内を空気にさらした。梅雨は空けていない。天気がいいからといっても油断できない。 3連休の中日だが、今日は大人しく家でくつろぐことにした。外出して雨に襲われでもしたら、主夫は務まらない。