96歳の誕生会

山友のKさんが今月96歳の誕生日を迎える。Kさんは毎日健康体操を欠かさず、新聞は隅々まで熟読される。
経済活動も継続されているし、社会の動きにも敏感でいらっしゃる。昨年最愛の奥様を亡くされお悔やみを申し上げている。

奥様を亡くされ落ち込んでいらっしゃるかと思えば、くよくよしてもしょうがない、先を見据えて色んな事に挑戦していらっしゃる。
我々の手本である。そんなKさんを励まそうと96歳の誕生会を催した。高齢者が誕生会を祝うことは何と目出度いことだろう。

96歳のロウソクをケーキに立て、吹き消したKさんの笑顔は、何とも神々しい姿であった。96歳まで生きているだけで素晴らしい。
感謝、感謝と何度も頭を下げて喜びを隠されなかった。こんなに喜ばれたのなら、我々が誕生会をして良かったとつくづく思った。