大山鳴動して鼠一匹

早目に床についた。台風11号の接近で避難勧告が発令されていた。高齢者は大荒れになる前に安全な場所に移動する様に盛んに呼びかけていた。明け方に最接近すると言う。
大型で強い台風11号は対馬海峡お通過する最悪のコースを辿ると警告している。高台に住んでいる私は、大雨は怖くないが、強風は困る。庭木は倒れるし、瓦は吹き飛ぶ。

寝室の二重窓のお蔭でトイレ起きもせずぐっすり寝ることができた。目覚めると直ぐに外に出て空を見上げた。黒い雲が覆っていたが、風は庭木を揺るがす程度であった。
念のため、家の周りを歩いて見ると、木の葉一つ落ちていない。あんなに大騒ぎしていたのに拍子抜けであったが、安堵した。

予報通り、大荒れで、被害が甚大であったなら、のんびり空を見上げている場合でない。予報が外れて良かったと思わなければ罰が当たる。
台風11号の襲来で歩いて定期検診に行く予定だったが、車に乗らず、予定通り歩いて通院することにした。歩くことは健康に直結する。