植物学講座

熊本県の前日のコロナ感染者数は初めて5000人台を超えた。植物学講座はコロナ感染禍でも中止の連絡はなかつた。
若い講師は、コロナ禍には負けない。中止すれば簡単だが、高齢者は植物学講座を楽しみに待っている。

今日の参加者は女性10名、男性3名、女性の向学心は素晴らしい。どんな講座でも女性の参加者が男性を上回っている。女性の生命力は素晴らしい。
基礎的な植物の説明があつた後、大きなテーマの外来生物の問題提起があった。外来生物とは直ぐ頭に浮かぶのは、セイタカアワダチソウである。日本の在来種を駆逐して全国に広がりはびこっている。

植物ばかりでなく、台湾リス、カミツキガメブラックバス、数えたらきりがないくらい人間の手で運び込まれている。
外来種が入って、在来種が絶滅したら、生物の多様性はなくなる。生物の多様性があってこそ、自然界は保たれる。植物学は奥が深い。