早朝6時に目を覚ますが外は真っ暗だ。冬至から一月以上経つが日が長くなった感覚はない。それでも毎日1分位日が長くなっているらしい。
庭に自家用の梅を漬けるため、大梅、小梅、2本の梅の木を植えている。小梅の木は植木市から買って来た若木で、大梅の古木は友人からもらったものである。
日課の庭掃除をしていると、小梅の若木が、厳しい大寒の寒さに負けず白い花をひっそりつけていた。梅にウグイス。我が家の庭にはメジロが花の蜜をつくばみにやって来る。
寒い寒いと背中を丸めているが、確実に春の足音がやって来ている。もう一つ春の気配が我が家の庭にはある。3~4日前から柚子の木下に植えていた福寿草が、土を盛り上げ芽を出していた。
息子が高校受験の時植えて、30数年毎年あざやかな金色の花を咲かせ春の訪れを知らせてくれる。何の手入れもせず、ほったらかしていても生命力は枯れることはない。
コロナ禍、地震、噴火、暗いニュースでウンザリしているが、自然は普段通り回っている。世情に振り回されることなく暮らし、見守りたい。