料理教室がコロナ禍で開かれた。しかし、熊本は感染者数がうなぎのぼりに増えている。大人数の会は用心のため中止していたのに、おそるおそる出席した。
先生が身内の御不幸のため、Ｔさんが代わりに勤められた。Ｔさんは穏やかで、教室の皆さんに慕われている。「教えることは苦手ですが」と、あくまで控え目である。
「長年主婦をしているが、料理は勘でしているので、教えることは勝手が違う」と、話された。急なことの代理でご苦労が察せらっる。
最近もの忘れがひどく成って来た。マスクは持ったか、財布、会費、エプロンはとチェックして家を出る。何度も念を押して出たのに、カメラを忘れた、料理教室の事をブログ載せるのに、熊本市内の写真を載せるはめになった。
ハンバーグ、カボチャのスープ、はやとウリの甘酢和え、私の好物ばかりである。しかし教室一番の最古参の私は、はやとウリ甘酢和えと、炊飯を一人で担当することになった。
ベテランは、難しい料理は他の人に譲って、簡単料理を担当するのがと当たり前と、まっとうな理由を付けたが、内心はホッとした。確かに簡単だった。
