くじゅう連山が紅葉の見頃を迎えたと山友から聞いて、居ても立っても行きたくてたまらなくなった。この時期を逃したら、この時季でないと絶景秋を観られないのである。
曇りでも、雨では折角の絶景も台無しになってしまう。天気と相談であるから何時でもとはいかないのである。機会はグズグズしていると無くなってしまう。
天気は晴れである。朝５時に起きて日の丸おにぎりをこしらえていざ出発である。暖かい布団から出るのも、苦にならず一直線にくじゅうに向かった。
「いちもくさん」、「みそこぶしさん」は、人気の山、涌蓋山の途中にある。駐車場は満車で人気が伺える。涌蓋山に登りたいが、無理はしないことに決めている。
いちもくさんに続いて、みそこぶしさんとは、何とメルヘンチックなネーミングの山だろう。登っていて、思わずハミングがでそうである。
絶景で雄大なくじゅうを心ゆくまで堪能した。下界のこまごました憂さは完全に吹き飛んでしまった。自然の奥深さは測り知れない。
