楽しむしかない

f:id:sin0501:20200828104553j:plain

f:id:sin0501:20200828104643j:plain

 
 自営業なのに仕事場と自宅は分けていた。仕事と家庭の団欒は明確に分けたかったのだ。
零細な店に贅沢は許されないのだが、この思いだけは譲れなかった。
 60歳になるときっぱり仕事を投げ出した。30歳で独立して、子育ても終わり燃え尽きたおもいがしたのだ。これから老後の資金を貯めようかとした矢先であった。
 朝から晩まで仕事、仕事の働きづくめでこれで私の人生は終わってしまうのか?
しかし生活のため我儘は許されるのか不安の再スタートである。
 少しばかりの生活資金はは持っていたが、これからどうなるのか、明確な答えは
持っていなかった。
 ただ、仕事を辞めたら、兎に角、楽しみたいと、この世に生まれたら、悔いのない生まれて来て良かったと思える人生を送りたいと、真剣に思った。
 今は6時に起床し、朝食、掃除洗濯、日常を熟し、趣味のマージャン、読書、映画
旅行等々、楽しみが一杯である。これでいいのだと自分に言い聞かせている。