賭博


 健康マージャンを近くの公民館で7年近く楽しんでいる。金は賭けないし、たばこは吸わない本当の健康マージャンである。
金が絡んだり、賭けたりすると違法賭博になり禁止されている。しかし世間では少額だが金を賭けたりして楽しんでいるのが実情である。パチンコも同様である。

 大谷翔平選手の通訳Sは自らギャンブル中毒と告白した。違法スポーツ賭博で多額の金銭を大谷選手の口座から盗んだと報じられている。
信じられない金額を窃盗したのである。日本では公営ギャンブルは政府公認のギャンブルで堂々と行われ、貴重な税収となっている。

 ギャンブルは善良な人でも人生を狂わす。自制心がなければ人生の破滅の道に転げ落ちる。私も紙一重のマージャンに身を置いている。
健康マージャンで楽しんでいるうちはいいが、魔の手が伸びてきたら、きっぱり断る勇気がいる。ギャンブルで家を失ったり、家庭が崩壊したり、命を絶ったりした例を見たり聞いたりしている。立ち直りは極めて難しい!!

県知事幸山候補決起集会

 3月20日、桜町広場、熊本県知事候補幸山さんの決起集会に参加した。幸山さんの選挙応援に、鹿児島からMが2度目の来熊した。
Mは霧島市t長として、3期務め、参議院議員選挙に挑戦し、破れ去った。その後政治から引退し、悠々自適の生活を送っている。

 Mは学生時代から政治家を志し、幾多の困難を乗り越え霧島市長まで登り詰めた。あまりにも政治に熱中し、家庭を省り見なかったため離婚を経験している。
今まで12回選挙の洗礼を受け、8回当選を果たしていると笑いながら話してくれた。議員、市長時代に懇意だった幸山さんの選挙に、居ても立ってもいられず我が家にやって来たのだ。

 来熊2回目、友人や学生時代の同級生への投票依頼に私も同行した。幸山さんに、魂を込めた投票依頼に私は圧倒されっぱなしであった。
PM6時演説開始。1時間前に桜町広場にはそれらしき支持者の姿はなく、心配になった。ところがどうだろうか、開始前になるとあっと言う間に3000人の支持者の熱気に包まれた。私は初めて選挙の決起集会に参加した。この熱気が投票に繋がって、勝利してもらいたい。
がんばれ!!がんばれ!!幸山さん

 

卒業の季節

 熊本県の公立高校卒業式は3月1日、中学校は3月22日、小学校21日頃。幼稚園、保育園もだいたい3月中旬以降である。
熊本大学や学園大学は最後になる。大人の大学が一番最後になるのが不思議でならない。幼稚園や小学校は卒業して、誰が面倒みるのか心配になる。

 卒業は学校ばかりでない。定年で会社を辞めるのも卒業である。学生のように希望に胸を膨らませ社会に飛び込むのでなく、悲喜こもごもが交じつた卒業もある。
私は自営業を止めて、明日から仕事がない、こんな心境は経験したことがない。未知への挑戦と考えるなら希望も湧くが現実はそう甘いものでない。

 人間には仕事が必要である。ヨーロッパでは仕事がない社会は犯罪である。だから仕事は人間たる条件になっている。
人生50年の時代ならいざ知らず、人生90年になろうとしている現在、私のように、60年でリタイアする者は博物館行きである。





阿蘇たかな

 阿蘇たかなはは病害虫が発生して、今年は品薄であると新聞が報じていた。品薄と聞いたらどうしても欲しい、買いたいと願うのが人情である。
阿蘇たかなの収穫のシーズン、道の駅にたかなの在庫を確認して出かけることにしている。阿蘇まで行って、たかなの入庫がないでは、徒労に終わる。

 美味しいたかなを前日の天気の確認も大事な要素である。雨なら、出荷できないし、品質も落ちる。美味しい、「阿蘇たかな漬け」を食べようと思うなら、準備万端、努力しなければ口に入らない。
去年は阿蘇たかなを5k×4束、今年は5k×3束。去年は4束漬け込むのにくたびれ果てた。齢も取ったし、根気も続かない、

 何年もたかな漬けはしているし、コツは解っている。たかな5kに対し、塩4%、薄塩がコツ、それに丁寧に塩をもみ込み、鷹の爪を振りかけたら出来上がり。
2~3日したら水が上がり、美味しい新鮮な阿蘇たかなの芯漬けが口に入る。炊き立てのご飯に阿蘇たかな漬けは絶品である。

彼岸の入り

 暖かい朝を迎えた。一枚追加していた掛布団をっ蹴りだしていた。先日まで寒い寒いとなげいていたのが噓のようだ。
今日は彼岸の入り、春分の日はすぐそこだ。暖かくなるのも当たり前である。工場の周りに足柄桜は満開になっている。

 生まれてからこの方、無宗教で通していたが、連れ合いの死をきっかけに、いとも簡単に仏教徒になった。神道の家系の息子を、あの世で先祖が嘆いているに違いない。
信教の自由を学校で習ったが、私が直面するとは思ってもいなかった。仏教も神道も厳しい戒律はないから、今までの暮らしを続けている。

 今年のアカデミー賞は戦争をテーマにした作品が受賞している。ウクライナガザ地区では悲惨な戦争が勃発し、今も続いている。
イスラエルハマスの戦争で、戦時下でもパレスチナ問題イスラム教の戒律を守っている。戦争には宗教問題が絡んでいる。宗教問題は一筋縄ではない。

キャベツの甘酢煮

  昨日は男の料理教室の参加者が少なかった。高齢者ばかりの独り身なので、病気は隣合わせだ。風邪だったり、体調が万全なものはいない。
高校の部活でないので、無理強いすることもないし、自由である。参加者が少ないと、講師の先生が張り合いがないかと心配する。

 私が心配することではないが、17年も通っていると料理教室に愛着がある。みんなが楽しく、ワイワイ、ガヤガヤ、料理ができる環境でありたい。
人数が少ないと利点もある。一人一品の料理を担当することができる。複数で担当すると、どうしても、責任感が乏しくなる。

 一人で担当すると、旨いも不味いも責任が自分ひとりにかかってくる。調理するのに真剣さが違う。
私が担当した料理は、「キャベツの甘酢煮」である。簡単料理であるが、魂を込めて仕上げた。
「美味しい、美味しい」と、食べてもらうと作り甲斐がある。

参議院政倫審

一昨日、鹿児島の友人Mが熊本に遊びがてらやってきた。熊本県知事選候補Kの応援、励ましにやってきたのだ。
鹿児島から態々熊本の選挙応援にやって来るなんて、Mは義理堅い奴だ。水前寺の選挙事務所に立ち寄り、それから熊本城の見学に同行した。

 日本一元気のある町菊陽町を体感したい希望で、TMSCno工場を案内した。世界規模の半導体工場の威容にびっくりしたようで、熱心に見て回った。
先進工場には、光と影があるから、有頂天になっていると、足元をすくわれるとMはつぶやいていた。未来を予測しているようだ。

 昨日はMは仕事もないのに、早起きして近所をうろつきまわっていた。若い頃から働き者で、引退してからもその癖が抜けないのだろう。
温泉にでも案内しようと思っていたが、あたふたと帰っていった。ゆっくり温泉にも浸かろうと計画していたが、貧乏性は昔譲りである。政倫審をじっくり聞くことができた。