宿泊税

 熊本市は宿泊税の導入に踏み切るようだ。どうして熊本市が宿泊税を取るのか理解できない。役所は安易に税を庶民から取り上げようとする。
善政とは税金は安ければ安いほど良い。古今東西、悪代官は庶民いじめで、重税を課す。これ以上税負担が増えたら、たまったものでない。

 県庁所在地の熊本市だけが宿泊税を導入する。他の市町村は模様眺めで、そのうち県下全域導入することは目に見えている。
熊本市有識者検討委が導入することを決めたらしいが、裕福な有識者が庶民の意向が解ると思えない。庶民はつつましい生活を営んでいる。

 「税額は200~300円」が適当であるとの答申が出ているが、たかが300円、されど300円、物言えない観光客には迷惑な話でしかない。
県知事には4人が立候補している。生活感覚のある候補者が適正な判断をしてもらいたい。観光客は消費税を払って県内の消費を盛り上げている。消費を減らすような政策は改めてもらいたい。