夏か冬かと言えば温泉は冬に限る。これから厳しい寒さにが待っている。寒いと手はかじかむし、こたつから抜け出せない。
冷えた体には温泉が一番だ。温泉につかると、身も心も穏やかになる。温泉から上がると、冷たい凩も頬にあたって気持ちがよい。柔らかく通り過ぎ幸せを感じる。
今日は近くの鶴の湯に温まりに行った。我が家から5分程度の近さにあり、有難い。昨今の燃料費の高騰で温浴施設の経営は厳しいようだ。
鶴の湯の露天風呂が流しっぱなしでなく、その上温度も下がっている。寒い冬にこれでは温まれない。入浴料を上げると、お客は減る。入浴料下げれば採算は取れない。経営者も痛しかゆしだろう。
少しぬるめの寝湯に浸かってリラックスしているが、苦労性の私はあれこれと考えてしまう。いらぬお世話だが、経営者の気持ちになることもある。
あれこれ考えても、どうなるものでないが、それを楽しんでいる私である。始末が悪い。人間は考える葦である。温泉に浸かってこの世を楽しみたい。