朝ドラ、「ブギウギ」

  連続テレビ小説、「ブギウギ」が始まった。「らんまん」は牧野富太郎の生涯を描いた作品だったが、毎日の生活のリズムに繰り込まれていた。植物に興味があり飽きることなく半年間楽しませてくれた。
今回の朝ドラの主人公も、「笠置シズ子」をモデルにしたドラマである。まだ始まったばかりで面白いの面白くないのの判断はできないが、面白いと思って観ると面白くなるものである。

 実在の主人公の物語は、大筋は解っているので、一般の小説のようにいかない。笠置さんの名誉もあるので、フィクションも気を使うはずである。
そもそも、牧野さんも、笠置さんも、「小説よりも奇なり」の生涯を送った人である。面白うなかろうはずがない。本筋とは関係ないが、そして、まだ子役が登場しているが、有名俳優の子女が後半の笠置さんを演じるらしい。楽しみである。

 牧野万太郎のように何か一つに打ち込むことがどれだけ大切か、成功の秘訣に、「内助の功」の感謝を込めている。今は廃れてしまったが、明治時代の、「内助の功」は私は好きだ。
毎日楽しんで観れる朝ドラは、私にとってなくてはならない大きな一服である。私に欠けているひたむきさを今度も教えられる気がする。