神幸行列

 




 

         暑い!暑い!「地球は温暖化から沸騰の時代へ」との発言は大袈裟でもないようだ。藤崎八幡宮例大祭の夕髄兵、久しく見ていなかったので街頭に根気よく立っていた。 夕隋兵の神幸行列は待てど待てど来ない。折角、神幸行列や勢子、の踊りや馬追を見に来たのに素手ぶりでは帰れない。時間を確認しないのが悪いのだが、57団体が参加すると聞いていたが、いつでも見れるとは限らない。    

       街頭にただボウーっとたっていると、行列が来るのを待っているのが長い事、長い事、1時間が何時間にも思える。人間歩いたりしていると、時間も早いが、ただ待っているのは苦痛になる。 首を長くして、神幸行列を待っていると、白い着物の神職の行列が見えると、車道に出て警察から注意される者もいる。この暑さの中、外で待つのは本当にしんどい。車道にでも出たくなる。    

   久し振りに祭りが戻ってきた。残暑が厳しく、熱中症も気になるが、家に籠ってしまえば、何も起こらない。高齢者になって行動しなければ感動もない。 温暖化で沸騰する暑さの中で、老いも若きも厳かに、盛大に、街中彩る。家に帰ったときぐったりしたが、祭りで元気をもらった気がする。