木の芽起こしの雨

穏やかな朝を迎えた。風もなく空が晴れ渡っている。何時もの月より2~3日少ないだけであっと言う間に2月が過ぎようとしている。
一日一日を大事に過ごしているが、時の流れは止まってくれない。焦ることはない、、もう十分齢をとっている。

この処、低気圧や前線が九州付近を通ることが増え、数日おきに雨が落ちている。この時季の雨を、芽吹き雨、木の芽起こしの雨、と呼んでいる。
庭のクリスマスローズの白い花が、青空に映えて輝きを増している。梅の花は盛りを過ぎたが、落ちた花びらが庭に広がり美しさに目を奪われる。

山友から電話があった。「新鮮な白菜が手に入った。漬物にするなら差し上げます」。有難い、二つ返事で「いただきます」。
早速プラスチック製の樽。蓋や重しを丁寧に洗って天日干し。手作り漬け物はすこぶる旨い。暖かいごはんと白菜漬け、何杯もお代わりできる。