受験の季節

大学共通テストは終わり、結果に一喜一憂している受験生も多いだろう。受験生の努力の結果が現れるテストは結果は、一点の曇りなく受け入れられるからすがすがしい。
女性であるから、男性であるから、親の収入、縁故等により、差別があったら、やる気は失われる。受験は公平、公正が担保されているから信頼されている。今から、大学、高校、中学の入試が本格的に始まる。

孫の入試は今年はない。去年は孫娘2人の入試を控え、心配していた。合格すると確信していたが、風邪になっていないか、当日体調不良になっていないか、気をもんでいた。
テストの結果次第では、希望校には落ちて人生の選択を変えなければならないこともある。受験に落ちたぐらい、長い人生の中で大したことでない。そう思うのは大人の感覚で、受験生にとって希望校に合格するのが人生のすべてである。

この時季に、合格した受験生よりも、受験に落ちた受験生が気にかかる。どんな言葉をかけたらよいか、励ましたらよいか悩ましいことである。
私は高校まで順調に受かって来たが、大学には何度も落ちた。人生真っ暗闇だった。つらい経験をしたが、その経験は子供に一言も喋らなかった。