すすり泣き

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突然、同級生Fから電話でがあった。同級生M君の事である。個人情報をベラベラ喋ることは控えなければならない。同級生のよしみで許してもらいたい。
M君はバレーボール、僕は野球と中学時代はあまり接点はなかった。県外へ集団就職の道を選んだことは知っていた。

家庭の事情で地元に帰って、嫁もさんをもらって幸せに暮らしていることも知っていた。お互い仕事や子育てに奮闘していたので交流はなかった。
生活や子育てが一段落して、同級生旅行や飲み会で一緒する機会があり、親しく話すことが出来た。同級生はうちとけて話す事に時間はかからなかった。
山あり谷ありの人生を語り合いながら、彼の苦労をしっかり聞くことが出来た、誰もが平安な、平板な人生は有ろうはずがない。

親孝行で、奥さん思い、子煩悩のM君が天国に召されると言う。酒を酌み交わし、身の上話を語り合つた、M君の笑顔が忘れられない。ふと、夜中に目を覚ました。涙ががこぼれ、すすり泣いた。