倹約家

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 勿体ないの精神は団塊の世代は皆持っている。昨夜、リビングのクーラーを点けたまま寝入ってしまった。誰もいないリビングは快適な温度で、朝まで室外機は回ったままである。
 ガスコンロを点けたままで寝入ったら、大事に至ったかもしれないと思うとぞっとする。
誰もいないリビングにクーラーで冷やすことは、ちょっと注意すれば防げることである。
 クーラーを点けっぱなしに寝ても、費用は大してかさむ訳でないが、役に立たないことにお金を出すのは勿体ない。
 必要なことにお金を出すこは当然だが、無駄なことに労力やお金を掛ける事は精神衛生上よろしくない。日ごろの倹約が、いざ鎌倉の時役に立つ。
 倹約家と呼ばれたいが、ケチと烙印は押されたくない。倹約とケチは似ているようで大きく違う。無駄なお金を使わないのは倹約もケチも変わらないが、必要な時お金を出し渋るのがケチである。
 戦前、戦後物のない時代を生きてきた親から教育を受けた団塊の世代は、猛暑でもクーラーを使わない。涙ぐましい程倹約の精神が叩き込まれている。倹約家に誇りを持っている。