8月15日は終戦記念日、どうでも良いことだが、敗戦記念日とも言われている。二度と戦争を起こさないと誓った日でもある。
戦後生まれの我々は、当然のことながら戦争は体験したことはない。それでも、戦争の言葉に対して異常なほどアレルギーを持っている。
日本国憲法をまともに読むと、戦争放棄、自衛の戦争も放棄している。其のこともあってか、戦争は絶対悪だと学習してきた。敗戦のショックが強烈だったから、反省は当然と言える。
私が高校の教育実習で歴史の指導教諭から戦争について講義を受けた。「戦争には正義の戦争と不義の戦争がある」、戦争は絶対悪だと信じていた私には、正しい戦争があると聞いたときはショックであった。
戸締り理論に似ているが、賊の侵入に対して、家族、恋人を守るため、命を懸けることを厭わない、これが国家間なら侵略、独立、解放戦争である。正義の戦争、不義の戦争である。
戦争をタブー視しないで、自由に議論することで、戦争を二度と起こさない平和な日本になって欲しいと願うものである。