ライオンのおやつ

f:id:sin0501:20210129141847j:plain


f:id:sin0501:20210129141546j:plain

  「ライオンのおやつ」、2020年本屋大賞にノミネートされた作品である。本屋の店頭で面白い題名の本を見つけて購入した本である。
 本棚に飾ったままにしていたが、コロナ禍で暇になったのでようやく読む気になって紐解いたのである。
 しかし、100ページ位進んだところで本の感想を書くのは本意でないが、他にブログに書くことがないので仕方ない。中途半端で作者に申し訳ない。
 表紙につられて、購入したが、中身は癌患者の物語である。それもステージⅣの末期癌患者で、亡き連れ合いのことを想い出し、自分の身に降りかかった、自分自身が経験した、他人事でない気がした。
 「ライオン」は、猛獣でなく、末期がん患者の緩和ケアのホスピスの名前である。生きていれば、いつか訪れること。それまでは、いとおしい日々を味わいたい。おやつである。
 途中で、最後まで読んでないので、曖昧な感想になるが、瀬戸内の島に、私がガンになったら、いの一番に行ってみたいと思えるホスピス「ライオン」がある。題名で選んでラッキーなこともある。