睦月

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  1月は今日を入れて残り2日である。年末からの慌ただしさ、高揚した正月の暮らしを経てアッと言う間のひと月であった。
 一年の計は元旦にありと言われているが、目標を持って暮らした訳でないし、特段変わった生活を送ってきた自信もない。とにかくただ生きてきた。
 今、私の頭にあるのは、毎日の生活を、暮らしを、楽しみたい、輝きたいと思うだけである。「コロナ禍で何と呑気なことを」、と思うが本音である・
 喉が痛かったり、心臓がどきどきしたりすると、コロナに罹ったりしていないか、心筋梗塞心不全でポックリ天国に召されないか不安になる。
 何時、天国に召されても可笑しくない、十分な高齢になった。若い若いと思っていたが、新聞の死亡欄には同年代の死亡記事が珍しくなくなった。
 自分の人生の総仕上げの事を考える時期に差し掛かっている。我儘であるが、楽しい、輝く暮らしをズット続けたいと思っている。