厄介な疫病が日本に蔓延している。中国に端を発したコロナ感染症は、瞬く間に世界に広がっている。我が熊本にも、二月ごろからコロナ感染者が出始めた。
マスクをしろ、スーパーで買い物するにもマスクをしていないと白い目で見られるような気がする。日本人の生真面目さが、監視社会のように行動まで縛られている気がする。息苦しさ極まりない。
自由を金言大事と生きてきた人間にとって、今までの生き方は何だったのか胸が痛む。
しかし、コロナ感染症の前には、青臭い自由論は一笑されるのがオチで、従うしかない。
俺の行動は誰からも縛られないと強がっても、呑むのも、遊びに行くにも、映画はもともとやっていない、自由が制限されている。
疫病には、天皇陛下も総理大臣も無力である。一介の吾輩がどう粋がっても、社会の自主警察ルールに従って暮らすしかない。小市民としての自由も権利も、ここは我慢して自由の有難味を噛みしめて家に籠ってテレビでも見て暮らそう。
