選択的夫婦別姓


 選択的夫婦別姓、公益者通報保護法、これらの法律はみんな住みやすい社会にするためにはなくてはならない法律である。
法律の名のつくものでどうでも良い法律など一つでもない。法律は大事だが、日本国憲法が発布され、今まで見向きもしなかった人権が俎上に上がってきた。

 夫婦別姓は現行法律上どちらの姓を名乗ってもいいが、実質上家制度の伝統を引き継いで暮らしにくい制度である。夫婦になればどちらかの性を選ばなければならない。
夫婦が離婚した場合、夫には解らない嫁の立場である。女性は離婚に気づかされる、夫は何食わぬ顔で生活できる。女性の人権は軽いものである。不公平である。

 夫婦別姓に賛成派の中に総理候補者がいた。考えられないことにそれも女性である。高市候補が落選したのは胸のすく思いである。
日本が普通の国、皆が楽しく過ごせる社会になって欲しい。男女がほんとに自由平等の社会に早く実現してもらいたい。