昇り竜

 辰年、今年の干支から思い浮かぶイメージは「昇り竜」で、縁起良い景気の良いものである。それがどうだろうか、正月2日から飛行機事故の最悪のスタートである。
事故の原因はいろいろあると思うが、最先端の羽田空港がいまだ、デジタルとアナログの併用であると専門家が語っていた。

 ITも故障するが、正確さは人間よりも優れている。いまだアナログで運用しているとは驚きである。人間が主役のアナログでは必ずミスがでる。
飛行機事故はミスが出るのと大惨事につながる。人口頭脳はなんのためにあるか。事故が起きてはいけない、ミスが出てはならない、飛行機や新幹線のために利用しないで、ていつするのか?

 自然災害は予測のつかない、不可抗力の面があるが、元旦早々能登地震、大地震が起きた。熊本地震より小さいぐらいに思っていたが、詳細が分かるにつれ被害が熊本地震をはるかに超える規模である。
死者、行方不明が300人を超え、まだまだ増えると予想される。ライフラインは寸断し、集落は孤立している。昇り竜は出鼻をくじかれた。世の中は簡単でない。