1年を振り返る



 マージャンに間に合わないので、選定作業の途中で切り上げた。剪定より後片付けの方が大変である、見苦しいが、そのままにして公民館に急いだ。
今日は朝食を済ますと昨日の剪定の後片付けに奮闘した。庭に穴を掘り、枝、葉、木くずを埋め戻した。後片付けして、奇麗になった庭を眺めると疲れは吹き飛んだ。

 年の瀬は忙しい。家だって奇麗にしてもらって正月を迎えたいだろう。先ずは、洗濯、そして掃除機がけ、それから布団干し、やることはたくさんある。
本来であれば、要領よくすると、今日あたりはコーヒーでも嗜みながら1年を振り返るのが余裕ある暮らしぶりである。バタバタしながら走り回っているようでは修業が足りない。

 家のことは午前中で終わり、午後から1年振り返り思い出に浸りたいと思っていたが、肝心な正月の締め飾りを用意していない。店に直行した。
結局1年を振り返り、人生の意味を考えることは出来なかった。なによりも、1年間大病もせず無事生活が出来た。これ以上何を望もうといううのか。