折からの牧野富太郎ブーム、散歩の会は未来を先取りした企画である。熊本の自然を心置きなく散歩して楽しむ、植物は誰でも受け入れる賑やかな事、賑やかな事！！
楠クリニックの駐車場に車を停め、立田山まで歩いて向かう。散歩の会の目的通り、歩く、歩く！！
それにしても、熊本には自然がたくさん残っている。途中、住宅街を通り抜ける。日本人は草花や木々が好きだ。草花や木々をほとんどの家に植わっている。
ビルやコンクリートばかりでは、人間は落ち着かない。緑を見ると優しくなれるし、生きる勇気が湧いてくる。
植物博士のKさんは５月で９２歳を迎える。道端や住宅に植えてある草花の種類をたちどころに答えてくれる。我々が先生先生と呼ぶ所以である。
今までただ何となく散歩していたが、草花や木々の名前を知ることで散歩が俄然楽しくなる。興味を持つことは生きる源泉である。
