バチあたり

小さい時、「お天道様が見ているからね」と言われていた。悪いことをすると、誰も見ていなくとも、お天道様が見ているから正直に生きなさいとの戒めである。
罰当たりな行いをする奴がいる。バチ当たりとは神様を想像するが、今回はお寺である。善光寺の本堂に安置されているビンズル尊者木像を盗んだバチあたりな奴がいる。よりによって、考えられない行状である。日本人の魂も落ちるところまで落ちたものだ。

遠い関東圏で起こった木像盗難事件であったが、何と熊本人が事件に関係しているのだ。それも地元の御船出身でないか!!
破廉恥な事件に熊本人が関係しているとは、恥ずかしくて、全国民にっ顔向けできない。何ということを起こしてくれたものだ。

テレビの報道で4人がかりでビンズル尊者木像を運んで元に戻していたが、熊本のバチ当たりは、一人で抱えて持ち去ったと言う。
そんな怪力の持ち主なら、泥い棒に使うより、善行に使えば、立派な供養になるものを、残念でならない。