落ち葉焚き

フットパスで行った美里町の小崎棚田コースについて述べる。小崎集落の澄んだ空気、抜けるような青空、素朴な村人、心が洗われた。
刈り取られた稲穂はかけ干しにされ、陽を受け輝いていた。脱穀した藁は燃やされ煙がたなびいていた。のんびりした時間が流れていた。

熊本県運動公園近くの空き地で竹などを焼却した老人が逮捕され、懲役6カ月の判決が下った。住宅地の近くでする焚き火は住民に通報される。
煙は洗濯物は匂いが付く。ゼンソクや病気の人は生死にかかわる。美里の小崎集落の様にはいかないのだ。せちがらな世の中と言えなくもない。

私の庭には、梅の木とハナミズキを植えている。梅は梅干しに、ハナミズキの花は生活に潤いをくれるし重宝している。
今の時期、落ち葉で掃いても掃いても散らばつてしまう。落ち葉の焚火でサツマイモを焼こうと思っても、通報されてはたまらない。