北京冬季オリンピックは１７日間を熱線繰り広げ幕を閉じた。中国は強権的な手法で新型コロナウイルスを封じ込め、オリンピックは大成功とアピールした。
確かに華やかな閉会式、人民のはじける笑顔を見る限り大成功に見える。それでも、オリンピック期間中様々な問題が吹き出し、素直にハイそうですかとは、とても頷けない。
フィギュアスケートのドーピング問題、勝利至上主義がもたらした悲劇である。順位が確定しないので、メダル授与式はいまだ行われていない。
スピードスケートショートトラックでの判定問題、公平な判定は競技の基本である。これでは選手は救われない。泣くに泣けない。
開会式の民族衣裳問題、人権問題、中国の言い分はあるだろうが、伝統文化を冒とくすることに外ならない。
北京冬季オリンピックは様々なトラブルを抱え閉幕したが、大成功と声高らかに呼べるだろうか。
私はコロナ禍で外出がままならない中、日本人選手の活躍で大いに楽しめた。今までの最多、１８個のメダルを獲得した。
