大公孫樹

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  私は自然派である。例えば、人工の冷たさや風は好きでない。自然のままの温度や
空気が一番だと思っている。暑い時は暑いのが当たり前でそれが体には一番だと
思っている。
 ところが、昨日今日の暑さは並大抵の暑さでない。クーラーが温暖化の
一因だとしても、文化文明の恩恵に授かなければ無理である。
 気候変動と思われる暑さを表現する言葉を新聞から拾ってみると、色々とある。
「酷暑」「炎暑」「溽暑」「猛暑」、これらの言葉を聞いただけで汗が吹き出し
そうになる。最近の暑さを考えると、文明に抵抗する気力も萎えてしまう。
 この暑さの中、山登りに行ったと友人に告げたら、変人扱いにされた。しかし
このコロナ禍、することなく家に居ると一日中クーラーの世話にならないと行けない。
 だから熱いからこそ、山登りを私は勧める。暑い時体を動かすことは、暑い時、
熱いお茶を飲む原理と同じである。身体には優しいのである。