芥川受賞作、二作を昨日と今日で読み上げた。目を悪くして読書の粘りがなくて
最後まで集中出来なくなっていた。
10ページ読んでは休み、その繰り返しで、読書の醍醐味は当に忘れかけていた。
読みだしたら食事も忘れてしまうのが、本好きの本質だと思っていた。
それがどうだろうか? ひと月に一冊の小説も読めなくなったのは視力の
せいにしている、私自身のだらしなさに起因している。
やろうと思えば出来ることを昨日今日で証明している。視力が弱ったぐらいで
好きな本から遠ざかるのは、読書好きの看板を下ろさなくてはならない。
話は変わるが、年二回芥川受賞作が文藝春秋に掲載される。芥川受賞作は
作家の登竜門で、単行本として発売され、ベストセラーになる。
受賞作が単行本として発売される前に、文藝春秋を買い求めたら、凄く得した
気分になる。受賞作をタダで手にしたようだが、セコイと言えばセコイ。