今年のゴールデンウイークは異例の長さだ。今週の土曜日２７日から５月６日月曜日まで連続１０日間にもなる。
日本人は働き過ぎだと揶揄されたのも今は昔ものがたりになった感がある。もうすこし言わせてもらえば昭和は遠きになりにけりである。
私が働き始めたころの昭和４０年代、当時の大人から「あなたたちはいい時代に生まれたものだ」、羨ましがられた。
有給休暇もあり、日曜日も休みが取れるようになっていたのである。それでも、サービス残業は当たり前、土曜日は働き、祝日も今の半分であった。
ゴールデンウイークが１０連休取れるなんて隔世の感がある。私からすると平成、これから始まろうとする令和の時代に働くわ若者が大いに羨ましい。
それでも、連休の恩恵を受ける人もいれば、今だ恩恵を受けられずブラック企業に働く人もたくさんいるのが現実である。
社会は恵まれた人ばかりでない。縁の下で額に汗して働く人がいればこそ、社会は世情に動いていることを忘れてならないのである。
