吉野ヶ里遺跡

 日本最大の弥生時代の遺跡、吉野ヶ里遺跡に行ったことはなかった。テレビや新聞では吉野ヶ里遺跡のことは知っていたが、一度は行きたいとおもっていた。
又姪の結婚式に招待されこんな形で見学できるとは幸運としか言いようがない。式が始まるまで、十分な時間があったので隅々まで回ることができる。

 広大な歴史公園として整備されている。あまり広すぎて入口にたどり着くまで、あっちウロウロこっちウロウロ、探し回って疲れてしまった。
日本最大と言うだけあってその規模の大きさに圧倒されてしまう。古代、弥生時代の遺跡を忠実に再現されていて、古代人の声が聞こえる錯覚に陥るようだ。

 世界遺産三重津海軍所跡のみすぼらしさに比べ、吉野ヶ里遺跡の豪華さは、どちらが世界遺産かと見間違うほどである。
文化的価値は建物の大きさとは違うが、つい豪華で大規模な方に目が行ってしまう。吉野ヶ里遺跡の人出の多さにびっくりした。広い吉野ヶ里歴史公園、くたびれて園内周遊バスの世話になった。





 

世界遺産ー三重津海軍所跡

 佐賀市世界遺産が存在しているとは思いもよらなかった。世界遺産をカメラに収められなかったことが残念でならない。
又姪の結婚式の前日、午後2時過ぎに兄の家に着いた。其れなら近くに世界遺産があるから見学に行こうと話がまとまった。

 筑後川下流に日本最初の艦船を建造するドッグ跡が世界遺産に登録されている。日本の近代造船の礎が保存されている。
世界遺産と聞いたら、見学せねばならない。世界遺産なら、どれほど大きな建物や敷地があると思いきや、普通の公園並み、是が世界遺産かと拍子抜けである。

 車にカメラを忘れてきたが、取りに行くこともはばかれる規模である。そういえば三角西港世界遺産である。世界遺産は歴史的遺産で、ピラミッドを思い起こしてはならない。
日本の造船の歴史が佐賀から始まったことは良くわかった。規模は小さくとも佐賀藩が西洋の科学技術を取り入れ、日本の海防に強化に一早く取り組んだのは素晴らしい。

結婚式

 又姪の結婚式に佐賀市に行ってきた。最近は葬式に参列することが多い。葬式も大事だが、結婚式へ参列するのが断然楽しい。
県外の結婚式の招待を受けるとなると、簡単でない。日帰りは出来ないし、泊りがけにを覚悟しなければならない。
 
 親戚を代表して私を含めて5人、車2台に分乗し、高速道を利用して半分小旅行気分である。一度もあったことがない又姪の結婚式に参列する経験は2度とないだろう。 
折角、佐賀県まで出かけるので、2泊3日の日程を組むことにした。結婚式に2泊3日の予定を組めるのは、皆、暇人だから出来ることだろう。

 仕事を引退しているメンバーだからこそ、結婚式をゆっくり眺め、楽しむことができる。親戚5人、話の途切れることはない。
葬式か結婚式でないと、親戚が交流することはない。甥や姪も随分齢を重ねている。又姪には申し訳ないが、昔話に花が咲いた。招待してくれてありがとう。

又姪の結婚式

 

 あいにくの雨である。熊本は朝からパラついているが佐賀の天気は解らない。今日は又姪の結婚式に佐賀まで出かける。めでたい、めでたい!!
一度も又姪には会ったことはないが、兄貴のどうしても結婚式への強い出席の求めに応じたのだ。今までも兄貴とは疎遠だったので、この際、昔話でもする気分になった。

 他県での結婚式なので、2泊3日の小旅行の気分である。兄弟と言っても他県で住んでいるので一度も訪ねたことはない。
祝い事や葬式ぐらいにしかめったに会うことはない。いい機会であるから出席を快諾したのである。それにしてもお祝いに出席するのにてんやわんやである。

 礼服、ネクタイ、ハンカチは勿論、靴は磨いたか、下着は揃っているか、お祝いは用意したか、なれない事ばかりで朝から緊張している。
甥っ子の運転で佐賀まで直行である。兄宅にはナビが案内するので、迷子の心配はない。人間一人では生きていけない。

詐欺師

 詐欺師は嘘をつく。日本の宝、大谷選手。とんでもない詐欺師に引っかかったもんだ。日本の宝、スパースターの大谷選手の千里眼は曇っていたのか。
詐欺師に引っかかるなんて、大谷選手がおバカさんに見られ、常識を疑われる。大谷選手の評判を貶める結果になっている。

 大谷選手は被害者で気の毒だが、世間とはそう言うものだ。本人がどんなに立派でも側近が事件を起こせば、責任は本人に降りかかってくる。
評判を落とすには時間はかからないが、元に戻すにはそう簡単でない。地道に何年もかかって信頼を取り戻すしかない。

 相棒で通訳だった水原氏の不祥事発覚で、開幕から成績がガタ落ちの大谷選手がようやく一発が出た。
動揺してメンタルが不安定していただろうと心配していたが、これからスキャンダルに負けず、契約金の額に負けない活躍を心より願っている。

弥生

 車庫のスレート屋根を、大粒の雨が叩いている。AM4時前に目を覚ましたが2日と天気が持たない。今日も朝から豪雨である。
花見の予定を4月4日から昨日の2日に変更したのは正解であった。4月1日は晴れ渡り絶好の花見日和であった。2日もどうにか天気が持った。
 
 1日に花見の予定を入れておけばと悔やむが、後の祭りである。2日どうにか天気が持ちますようにと祈ったが、祈りが通じたのか雨は落ちてこなかった。
高齢者はいつも暇のようだが、我々の仲間はいつも忙しい。すったもんだと花見が決まったのが4月2日であった。この時期の花見は天気と相談の綱渡りだ。

 花見は天気が持って無事終えた。4月は順調に滑り出して一安心である。今月は佐賀での2泊3日、又姪の結婚式。他県に出かけての結婚式、一大行事である。
誕生会、免許更新、高齢者免許講習、フォレストのコンサート、楽しい事や、頭の痛い行事が目白押しであり、気を引き締めて4月を乗り切っていきたい。

花見

菊池神社 

 花の命は短い。さくらは日本人の心情にピッタリである。華やかな宴は一夜で終わる。1年間大地で育まれ桜の花の盛りはアッと言う間に尽きる。
あと何年さくらの花見が出来るだろうか。せいぜい10回もできれば御の字だろう。そう思うと花見も愛おしくなる。

 今日は山友達と恒例の花見に出かけた。97歳のSSさん、84歳のTさん、同級生のTJさん、それに私の4人、後期高齢者ばかりである。
それにしても97歳のSSさんはすこぶる元気である。こんな元気な100歳に届かんとする後期高齢者をお目にかかることはない。

 84歳のTさんも元気である。何ごとにも前向きで、他人の話しを聞く耳は持たない。独りよがりと思われがちだが、耳が遠いだけである。
同級生のTJさんは、世話が行き届く。すべて花見の段取りをてきぱきと手配してくれた。みんなに共通しているのは残りの人生を大いに楽しみたいことである。満開のさくらは見事であった。