ノンフィクション

私はノンフィクションの分野、文章が好きである。創作のまじらない読み物、例えば紀行文、歴史、実話の物語等である。
去年亡くなった渡辺京二さん、勿論沢木耕太郎さんには薫陶を受けている。私が知らないノンフィクション作家は五万といる。

その中の一人、夫婦別姓に取り組んだノンフィクション作家、沖藤典子さんを、熊日が取りあげている。
新著「父の支配を乗り越えた時、娘と名字」、紹介記事、感想文を読んで、障りだけしか知らないが、手にとって読みたくなった。

早速本屋TUTAYAに購入に行ったが、売り切れで、当分手に入れそうにない。夫婦別姓は中々実現できないが、それだけ世間の関心は高いと言うう事だろう。
男尊女卑の考え方に凝り固まった父親から「女の子だから名字を継がない、育て甲斐がない」とさげすまされた。ノンフィクションだから沖藤さんの半生を知りたくなった。