純白の花

熊日の紙面に、「高原一面純白の花」、波野のソバ畑の写真が載っていた。波野のソバ畑には、毎年行っている。珍しくもないが、どうしても今年も無性に見たくなった。阿蘇方面に心は飛んでいた。気づいた時は山友を誘っていた。
波野のソバ畑には何回も通っているのに、道を迷ってしまう。目印がない山奥の道はナビに頼っても難しい。ナビが謝る羽目に陥り、驚いた。

新聞の威力はたいしたもので、臨時駐車場は車でいっぱいである。期待は高まる。今年は生育は順調で純白の花がじゅうたんを敷いたように畑を彩っている。
4.2ヘクタールの畑はン目を瞠るほど素晴らしいの一語についる。私には波野のソバ畑は日本一の眺めであると勝手に思っている。

山友は熱心にそばの花を観察したり、触っている内ミツバチに刺されてしまつた。想い出に残る経験だと笑ってやり過ごした。
山友のおおらかな性格に感心してしまつた。ハチに刺されて痛かっただろうに、自然はそうう言ううものだとケロッとしていた。さすが山友!!