日々是好日

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  今朝は寒いくらい冷え込んだ。急に冷え込んだので一足飛びに冬になったのかと、
戸惑ってしまう寒さだった。
 そう言えば、昨夜も寒かった。寒いいから、窓を閉めようと窓に手を掛けたらなんと網戸になっていて、開いているではないか。万事この調子で抜けている。
 涼しさをこらえてテレビを観ていたのが、茶道の映画であった。「日々是好日」の題名で、出だしから、ゆっくりしたテンポで始まった。
 展開がスローテンポで、何の変哲もない内容も日常生活を、これでもか、これでもかと描いている。活劇ファンにとっては退屈で物足りないと思っただろう。
 お茶の作法に興味があったが、私とは別世界の事としか捉えていなかった。ところが
同じような動作の繰り返しが、だんだん吸い込まれるように画面に釘づけになった。
 たった一回位茶道の映画を観たぐらいで、何も言えないが、作法、形、心、日々日常の真面目な暮らしが、繰り返し繰り返し作法を学ぶのと同じではないかと思ったりした。
 生きるヒントが茶道にあったような気がする。