終活

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 終活を元気なうちから始めると、友人から諭された。彼は生涯独身で、当然ながら
子供はいない。子供のいない友人から終活の話を聞くとは思わなかった。
 重い病気になったことは知っていたが、気楽に生きてると思っていた。子供に
迷惑をかける心配はないはずであるが,亡きあとの事を真剣に考えている。
 それに比べて私は死に対して、当分先の事、と暢気に構えていた。言われてみれば
子供はいるし、安心しまくっていた。
 役所の手続き、入院、介護の備え、生前にしておくべきことがらはたくさんある。
これらが終活で、生前にやっておくべきで、その内その内と、先延ばしは出来ない年齢に達したのである。
 独り身で暮らしていると、厄介な問題はなるべく触れないで、気楽に暮らしたいと思っていたが、友人の意見で目が覚めた。後腐れなく安心して天国に旅立てるように、今からでも真剣に考えたいと思う。終活は義務であると友人から諭された。