NHK大河ドラマで、見合いなる条件が放送された。明治大正時代背景を理解しなければ何と時代遅れの考えだろうと思ってしまうに違いない。
明治、大正時代は女性の人権、権利は無きに等しい。女は黙っとれ、肌を出すなんてもってのほかだと、男性に従順な女がもてはやされていた。
見合いの条件は、もっぱら男性からの一方的な要求であった。裁縫が出来て、料理が出来て、それにおしとやかな女性が求められていた。
それでも、明治、大正、戦前の時代は全部不幸だとは言い切れない。女性はたくましいのだ。どんな環境でも女性は順応して幸せを見つけていた。
令和時代の見合い、結婚に至る男性が、女性への条件は何だろうか。先ず、女性が自分の意見を持っていること。第二に経済的に自立していることだろう。
それに私が付け加えるとした、本を読む女性である。良妻賢母では女性は幸せにはならない。自分の意見を持ち、自立した生活を営むことが出来る女性が見合いの条件である。