全国有名「駅弁当とうまいもの大会」が、鶴屋百貨店で開催されている。居ながらにして全国の駅弁を頂けるとあって人気を集めている。
毎年お目当ての駅弁を買い求めに会場に足を運んでいる。昨年コロナ禍でも、人いきれで汗ばむほどの賑わいだったが、今年はどうしようか迷っている。
4紙面、全面見出しのチラシは、出掛けたい、食べたい欲求を圧倒的に迫ってくる。北海道、森駅のいかめし、富山駅のますすし、奈良県、五条駅の柿の葉すし等々垂涎の的である。
崎陽軒、赤福、モンブラン、老舗が伝える伝統の味が勢揃いしている。不味かろうはずがない。直ぐにでも出かけたいところだ。
オミクロンウイルスの猛威で、今年はオンライン注文が殺到していると言う。高齢者の私には店頭で確かめないと気が済まない。色、つや、臭い、五感で触れての買い物である。
駅弁は汽車の旅で、ご当地の駅で買い、車窓を愉しみながら食べるものである。コタツで食べる駅弁の味は今一つだが、今年も浮足立っている。